切り捨てられたMacで何とかHEVCなSidecarを使えないかもがいてみる

Apple, Catalina, 実験

切り捨てによりSidecarが使えませんでした…

catalinaで搭載されるsidecarをpublic betaで試せるということで試してみたのですが、私の環境だとMacBook Pro Mid 2015もLate 2013もどちらも非対応…。

plistをいじってみてもiPad OS 13なiPad Pro 12.9″はsidecarで接続できませんでした…orz。

何とか使えないかもがいてみる

じゃあ対応Macに買い換えればいいかというと今のMacBook Proは自分の用途には合わないのでできません。

でも使ってみたいなーと考えていたところに、切り捨てのラインとして、Intel QSVがHEVCに対応しているか否かだそうだと言う情報があったため、じゃあHEVCをエンコードできれば軽快に使えたりしない?と思ったためにeGPUを試すことにしました。

eGPUを用意

とにかく安く、GPUを差し替えできるものと考え、エンクロージャはRazer Core Xを選択しました。650W電源でRadeon Vaga 64もRadeon VIIも正式サポートされ、またAppleが推奨するeGPUエンクロージャ一覧にも掲載されているのが選択のポイントになりました。何気にThunderbolt3ケーブル付属なのも嬉しい。

これにGPUはASROKのRadeon RX 580 OC 8GBを選択。ツクモの店員さんが猛プッシュしてくれたので納得して購入。耐久性が高い作りだそうです(あと相性保証つけても20k程度とお財布にも優しい)。

最低限のVR Readyなのと、Displayport1.4出力できること、8GBのRAMもポイント。もちろんHEVCのエンコードにも対応。

Razer Core XとRadeon RX 580で約55kでした。iMacやMacBook ProのCTO追加料金を考えるとeGPUを持っておくのも選択肢としてかなり有力なんじゃないかと思います。

カード装着後の余白には結構余裕があるので、格納は全く問題ない感じでした。

結果

簡単に結果を書くと、変わらずsidecarは使用できず!元々plist書き換えの段階で接続できなかったので、もう少し試行してみる価値はあるかもしれません。

sidecarの接続ができたとしても、eGPUのHEVCエンコード機能による軽快な動作ができるかどうかはまた別の問題なのですが…はてさて。

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