Retina MacBook ProのSSDをNVMe SSDに換装してみる

Apple, レビュー

より大容量に、より高速に

もう何番煎じだという感じですが、MacBook Pro RetinaのLate 2013 15″とMid 2015 15″のSSDを換装してみました。

換装の前に(おやくそく)

開封するとAppleの保証は受けられなくなる可能性がありますので、覚悟できない方はやっちゃダメです。何かあっても知りません。

準備

換装するために今回は以下を用意しました

  • Anex No.3470Gドライバ(1.2mm 梅型ドライバ)
  • トルクスドライバ(T5サイズ)
  • アダプタ(Sintech ST-NGFF2013-B/C)
  • SSD(SP001TBP34A80M28)
  • USBメモリ(Mojaveインストーラ)
  • 換装対象のMacBook Pro(High Sierra 10.13.6のファームアップ適用済み環境)

今回アダプタはSintechから直輸入してあったアダプタを使いました。

換装

色んなところで書かれているので、簡単に。

  • シャットダウン
  • 裏蓋開ける
  • SSDを止めているネジを外す
  • アダプタと共にSSDを装着
  • 裏蓋締める
  • USBメモリからOSインストール
  • TimeMachineなりからデータを戻す

外して…

換装

Late 2013もMid 2015も見た目は変わらないので、他のサイトを参考にすればそんなに難しくなくできると思います。

BとCどっちがいいか

今回使ったアダプタはSintechのBとCを使いましたが、個人的にはBが好みかなと思いました。刺した後の安定性がこちらのほうが高いように思います。ただ、外す際にアダプタだけが残ってしまうという問題が発生しやすいです。

Cは外す際にアダプタが残るようなことは無いのですが、結構無理しているような感じがするので、長期間このアダプタで止めてはおきたくはないかなといった感じ。

Bは下駄の厚みがほぼ影響しないので、オリジナルのネジで留められます。

が、外す際に油断するとアダプタだけがコネクタに残ってしまいます…。

移行後の転送速度チェック

MacBook Pro Late 2013 15″

左がオリジナル(1TB)、右が換装後となります。

概ねPCIe 2.0×4の帯域をフルに使った値になりました。

MacBook Pro Mid 2015 15″

こちらも左がオリジナル(512GB)、右が換装後です。

こちらは換装可能なMacBook Proシリーズでは唯一PCIe 3.0×4でのリンクとなりますのでMAX3200MB/Sec辺りまでは出るはずですが、書き込みがほぼ期待した数値に対し、読み込みに関してはあまり変化なし…。お手軽に容量が倍にできたことが大きいですね。ちなみに、どちらもTRIMのサポートは有効となっていました。

取り外したSSDはMarvericksが起動可能な貴重なSSDとなるので、大切に保管しておこうと思います。

注意点

NVMeへの換装が可能なモデルは、Late 2013からMid 2015までとなります。そのうち、Mid 2015の15″はPCIe 3.0×4、それ以外はPCIe 2.0×4での接続となります。また、内部的な仕組みが微妙に違うようで、2015モデル以外は特にスリープ周りで不安定という話がよく報告されているように思います。換装後しばらく使ってみましたが、Late 2013はスリープ復帰に失敗し強制的に再起動してしまうことが多々ありました。

起動時のディスク選択画面の違いがわかりやすく、Late 2013は外部ディスクのアイコンとなりますが、Mid 2015は内部ディスク扱いのアイコンとなります。明らかな違いがある以上、ハード的に安定する・しないという差につながっていそうです。

最後に

元々1TBへの換装を考えていましたが、予算の半分以下で二台とも換装できたのは大きかったです。発熱も今の所問題にはならなさそうな感じです。Mid 2015は普段使いでも問題ない安定感に思うので、しばらくこれを使っていこうと思います。オリジナルのSSDは動態保存用に残しておきたかったため、今回の換装で寿命を伸ばせそうです。ただ、Late 2013については不安定なので近く戻すかもしれません。

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